ゴールキーパー(GK)と聞いて、どんなイメージを持ちますか?
「ゴールの前に立って、シュートを止めるポジション」
確かにそれは正解です。でも今、サッカーの世界ではゴールキーパーの役割が大きく変わろうとしています。
JFA(日本サッカー協会)は、ゴールキーパー(GK)という呼び名をゴールプレーヤー(GP)へと変えようとしています。
なぜそんな変化が起きているのか?現代のゴールキーパーには何が求められるのか?
この記事では、グラスピアGKアカデミー代表・三上コーチが、現代GKの新しい役割と、上を目指すために必要なスキルを解説します。
ゴールキーパー(GK)から「ゴールプレーヤー(GP)」へ
最近、JFA(日本サッカー協会)ではゴールキーパー(GK)からゴールプレーヤー(GP)へと呼び方を変えようとする動きがあります。
これは単なる名称変更ではありません。
「ゴールを守る選手」に加えて「スペースを守る、そして攻撃にも関わっていく選手」へという、考え方そのものの転換です。
ゴールキーパーがゴールにへばりついて、シュートだけを止める時代はもう終わっています。
ゴールプレーヤー(GP)とゴールキーパー(GK)の違いとは?
ゴールキーパー(GK)という概念:ゴール前に立ってシュートを止める、守備的な役割が中心。
ゴールプレーヤー(GP)という概念:足元のスキルでビルドアップに参加し、DF背後のスペースを管理・支配しながら、チームの攻撃にも関わる「11人目のフィールドプレーヤー」。
現代のゴールキーパーには、フィールドプレーヤーと同等以上の足元のスキルとサッカーIQが求められます。

現代ゴールキーパーに求められる3つのスキル
グラスピアGKアカデミーは2020年12月の開校時から、こうした現代GKの考え方を選手たちに伝えてきました。
三上コーチが開校当初から言い続けてきたことがあります。
「GKも足元のスキルは必要だよ!」
「DF背後のスペースも守るんだ!」
「シュートを未然に防ぐためにスペースを閉じよう!」
グラスピアGKアカデミー代表の三上コーチは2019年にナショナルトレセンU-14への帯同からJFAのトレセン活動にも関わっています。
👉 現代GKに求められる力をプロ選手を例に解説:鈴木彩艶はなぜすごい?現代GKに求められる力を解説
①足元のスキル・ビルドアップへの参加
攻撃時にはGKもビルドアップに加わります。ゴールキックから丁寧にパスをつなぎ、相手プレスをかいくぐる。そのためには高い足元のスキルが不可欠です。
👉 詳しくはこちら:GKの足元は武器になる!ビルドアップができるキーパーの育て方
②DF背後のスペース管理
現代GKは「もう一人のDF」です。DFラインの背後のスペースをカバーし、相手の裏へのボールに素早く対応することが求められます。
👉 詳しくはこちら:GKポジショニングの基本|立ち位置の原則と小学生がやりがちなミス
③サッカーIQとコーチング
チーム全体を後ろから見渡せるGKは、守備組織を整える「司令塔」でもあります。味方に的確な指示を出し、守備のリスクを事前に減らす力が必要です。
👉 詳しくはこちら:GKコーチングで声が出ない原因と3ステップ練習法
「現代GKは昔に比べて、やることが増えたのでチーム練習だけでは足りていない選手が多いと思います。昔はシュート練習に混ざってシュートを止めるだけで良かったのが現代では違います。シュートだけでなく、クロスボールやDF背後のスペース。そしてチームの一員として攻撃時にはビルドアップにも関わる。攻守においてやることが増えてもチームでGK練習できる時間は限られている。それなのにGKの役割の重要性と責任は増えている。本気で上を目指すのであれば、そこを補うような環境(ゴールキーパースクール)を自分自身で見つけて飛び込まなければいけない」と三上コーチはコメントしています。
グラスピアが「ピックアップ」技術にこだわる理由
ここ2年ほど前から、JFAの活動であるナショナルトレセンU14やナショナルGKキャンプ。
関東トレセンGKキャンプなどで行われるトレーニングで「ピックアップ」というテクニックを練習する時間が設けられています。
特別、難しいテクニックではありませんが、グラスピアでは反復的に何度も行っています。
GKコーチの方々や現役のゴールキーパーなら、誰しもがやったことのある動きだと思います。
ピックアップがこれです。

はい。皆さんの頭の中に浮かんだ言葉を予想しましょう。
「拾ってるだけやん!」
その通りです。地面にあるボールを拾っているだけです。
では、なぜJFAでは、この動作を「ピックアップ」と名付けて取り組み始めたのでしょうか?
そして、グラスピアでは、なぜピックアップの動作を反復しているのでしょうか?
この動作に意味があり、グラスピアで行うテクニックに連鎖していきます。
正しくピックアップができることで、次に取り組むテクニックの質が上がります。
そのテクニックが何なのか?グラスピアに入会できた際に確認してみてください!
グラスピアの練習内容
身体能力・運動能力アップ!
グラスピアでは、様々な動き方をトレーニングします。
前に出たり、後ろに下がったり、ジャンプしたり、、、
様々な運動を行いながら選手たちの運動能力を高めています!

シンプルな正面付近のキャッチング。
育成年代からプロサッカー選手になっても行うトレーニングメニューです。
何度も反復して質を高めます。
しかし、何度も反復しますが、同じボールは二度と来ません。
毎回、微妙に違います。
この些細な違いの中でもゴールキーパーは止めなければいけません。
だからこそ早い年代から反復しておくことで、実際の試合中に似たような質のボール、似たようなシチュエーションに出会うことができます。
専門的なGKトレーニングの時間を確保することで出会う確率が上がります。

テクニックを判断して「スキル」に変える!
「テクニック」と「スキル」を一緒と考える人がいますが、グラスピアでは別のモノと考えています。
テクニックは、特定の状況下において発揮するモノであり、スキルは目の前の状況に合わせて発揮するモノです。
では、実際の試合では「テクニック」と「スキル」のどちらを発揮できた方が良いでしょうか?
“練習では上手いのに、試合だと止められない、、、”
そんな選手はテクニックの練習しかしていないと思います。
グラスピアでは、さっとテクニックの練習をしてスキルの練習に移ります。
試合で活躍するための練習であり、練習を上手くなるための練習では意味がないからです。
なのでチャレンジをしてミスをする回数が増えます。
それで良いのです。目の前の状況を把握し、考えてチャレンジする。
その過程と思考の段階を経て、出た結果から、さらに選手たちは考えます。
グラスピアでは、選手の心と頭の中も鍛えています。

その日のゲーム形式で実践!
トレーニングの最後にはゲーム形式を行います。
ゴールキーパーとしてゲームに関わるのはもちろん。
フィールドプレーヤーも選手たちだけで行います。
ここで現代GKに必要な足元のスキルやサッカーIQを高め、フィールドプレーの理解、戦術理解度を高めるなども行います。

本番と同じようにオフサイドのルールもあり、ゴールキックからビルドアップを行います。
そして味方と連携しての攻撃と守備、ボールを奪った後、失った後の攻守の切り替えなど
サッカーに必要な要素が全て入っているゲームの中でトレーニングしたスキルを発揮してゴールを守ります!

GKのために試合形式を積み重ねるから変わる!
グラスピアには、所属チームにGKコーチがいる選手や、他のGKスクールに通っている選手もセレクションにチャレンジしてくれます。
その多くが、グラスピアのYouTubeチャンネルでゲーム形式の映像を見て
「これをやらなければ上にはいけないと感じました」と言ってくれます。
やはりチームで活躍するためにテクニックだけのGKトレーニングでは足りません。
状況に合わせたスキルの発揮、そしてビルドアップなどの攻撃参加。
味方ディフェンスへの守備のコーチングなどを学べる環境に飛び込む必要があります。
グラスピアGKアカデミーは入会セレクションに合格した選手のみ入会可能な選抜制ゴールキーパースクールですが、GKを始めたばかりの選手もセレクションにチャレンジし、合格した実績があります。
セレクションで見られるのは、選手本人が情熱を持ち、本気で取り組めるかどうかです。
加えて、グラスピアの雰囲気、環境に適応できるかどうかです。
選手によって合う環境と合わない環境はもちろんあります。
お互いがゴールキーパーを通じて成長できるようにセレクションを通じて判断していきます。
グラスピアは3ヶ所で活動中!
グラスピアは関東エリアのゴールキーパーたちが週に1回集まってGKトレーニングするトレセンのような環境!
土曜日:千葉校@SMBC FIELD HONDA FOOTBALL AREA(幕張)
日曜日:大宮校@埼玉朝霞学校(さいたま市)
月曜日:柏校@小さな森の家フィールド(野田市)の3校で活動しています。
本気で上を目指したいゴールキーパーの選手は是非チャレンジしてみてください。
